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醸研究所の醸せ師hikarinです。
50℃洗いの基本を学んだ先月の教室に続き、第2回目はお米と干物と乾物の50℃洗いをレッスン!!
今回もまた皆さん驚きΣ(・□・;)の内容だったようで、その反応も交えながらレポートしていきたいと思います。
ご飯を美味しく炊く秘訣!
炊き立てツヤツヤのごはん。
想像するだけで私を幸せにしてくれる熱々ごはん♡
毎回炊き上がりのご飯の香りや湯気をみるのが大好きなのですが、50℃洗いの平山一政先生のお米を美味しく炊く秘訣を教えてもらってからは、口福度アップ!!
最初は「お米をお湯で洗うなんてありえん!!」と思っていた私がこの変わりよう(笑)
なので教室でも私の経験も踏まえてしっかりと実践しました。
秘訣その壱・50℃洗い
まずお米は50℃で洗います。
これはお米に付着した米糠や酸化物を取り除くため。
お米は精米するとそこから酸化していきます。
なぜ酸化するかというと、お米に含まれる脂肪が精米することで空気に触れるから。
この脂質の酸化物が糠と一緒にお米にくっつくから、精米後の時間が長いお米ほど酸化が進み味が落ちてしまうというわけです。
なので洗う!!
50℃で洗う!!
お米を洗うと白濁すると思うのですが、受講後に家で実践された生徒さんから写真が送られてきました。
許可をいただいたのでシェアしますね。
スーパーで売られていた5㎏2000円台の近江米だそうですが、今までの水洗いでは見たことなかったくらい白濁してビックリしたとか。
この後ふつうに水洗いをするんですけど、あまりにも泡立ったから2回目も50℃であらったそうです。
我が家ではこんなに泡だって白濁したことがないし、生徒さんも実際に教室で洗っている状態をみているので、あきらかに自分の家の洗米状態が違うと思って写真付きで送ってくださいました。
ちょっと怖すぎるねんけど~って(笑) 確かにこんなに泡立ったら何事??って思ってまうよね。
水で洗うよりも50℃のお湯であらうと揮発するので、いつもよりも白濁したんだとは思うのですが、
種類?鮮度?精米の仕方?酸化の具合?いろいろ調べてみたんですけど、ハッキリとした原因はまだわかっていません。
だけどこれがお湯であらって浮き出たものだとすると、すっきりさっぱり洗えたのは確かでしょう(;’∀’)
50℃のお湯であらってもお米の細胞が壊れるわけではなく、表面の酸化物や米ぬかが流されるので、米の旨味は逃さないからご安心を♡
秘訣その弐・15℃浸漬
50℃で洗ったあとは15℃!!
今の時期、蛇口からでるお水の水温が26℃くらい(天候にもよるけど)だから、15℃ってけっこう冷たいってわかるでしょ。
じゃ、なぜわざわざ15℃が良いのか?というと「15℃付近の水温でお米を浸漬すると、最も浸透率が高く、美味しいご飯の炊飯条件を作ることができる」から。
詳しくは平山先生の科学的検証をご覧になってください。
今まで美味しく食べてたのに、暑くなって急にご飯がまずくなったと感じたら、ぜひ50℃で洗って15℃で30分浸漬する平山式を試してみてください!!
土鍋だから美味しく炊けるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、炊飯器でも美味しく炊けますよ(^_-)-☆
でも我が家では土鍋の方が冷めてもふっくらで美味しいから、土鍋と炊飯器併用でやってます。
冷めても美味しいご飯
レンチンが好きではない私には、このキーワードは大事。
美味しく炊きあがったご飯は、一粒一粒がふっくらしていて、噛めば噛むほど甘い!!
べちゃっとしないから、冷めてもお米が美味しいの♡
レンジを使わないわけではないのですが、極力使いません。
その理由はまた別の記事に書きたいと思いますが、ご飯はエネルギーですから、暑くて食欲がなくなりがちな夏こそ、美味しい「ごはん」でパワーアップです!!
冷めても美味しいご飯なら、おむすび一つでも満足度高しです!!
一度試してみてください(^_-)
少し長くなってしまったので、干物のレポは次にしますね。
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