第1回かもけん50℃洗い教室

ご訪問頂きありがとうございます。
醸研究所の醸せ師hikarinです。

昨日から今日にかけて日食だったり、新月だったり、夏至だったり、一粒万倍に天赦日・・・と、それぞれの分野で賑やかな週末だったようですが、みなさんは何か決意表明だったり、新しい行動をされましたか?
私は新月のおまじない(金運アップ)しました!!←常に金運アップに関することはしてるけど(笑)
そしてこれは偶然なのですが、何かを始めるには縁起が良いと言われる開運日が重なるこの週末に、かもけん教室の再始動として50℃洗い教室と、オンライン教室をスタートしました!!
教室が終わった後に実は縁起の良い日ってことを知ったのですが、縁起が良いってだけで気分が良い(*´艸`*)
偶然にしてはすごいスタート♡
そして今日の西の空はマジックアワーがすごかった♡
もっともっと歳がいったら、西の空を満喫できる家に住むぞ~!!

さて教室再開においては三密にならないように参加人数を制限してソーシャルディスタンス、消毒スプレーをエリアごとに設置、接触が少なくなるようにペーパータオル、あとは換気とマスク着用等、少しでも安心して受講してもらえるように整えました。こんな感じです↓↓↓

ここからは50℃洗い教室のレポートを今後の自分の為にも振り返っておきたいと思います。

まず専用テキストを使いながら50℃洗いの基礎的な話を、私の体験談を交えながら座学として1時間ほど話すのですが、お話しする前に
・なぜこの教室に興味を持ったのか?
・どんなことを知りたくて参加されたの?
この2点を聞きました。

受講生からは以下のような回答がありました。
・50℃洗いを自己流でやっているので、実際にはどうなのか答え合わせがしたい。
・BONIQ(ボニーク・低温調理器)を使っているので、併用は可能なのか?
・一度50℃洗いをやったことはあったけど面倒くさくてやめてしまった。もっと手軽に美味しくできる方法を知りたい。
・50℃洗いからの応用料理を詳しくしりたい。

 

(・_・D フムフム
50℃洗いって読んで字のごとく「50℃のお湯で食材を洗う」ことなので、誰でも簡単にできるんですよね~
でもただ単に洗っているだけだと、失敗することもあるんです!!
それは温度と水が関係してきます。
50℃って慣れてないとけっこう熱いです。
(補足:火傷はしないと言っても、長時間の使用や肌の弱い人は低温火傷を起こすこともあるので注意してくださいね。)

でもこの熱い50℃のお湯で洗うことで、汚れが落ち、表面についている腐敗菌も流され、なおかつ野菜自体が水分をしっかりと抱え込むことができるからこそ、鮮度を保つことができるわけです。
お洗濯を思い浮かべてみてください。
水洗いで落ちない汚れや皮脂もお湯で洗うと綺麗になりますよね。
フライパンにこびりついたお肉の脂や焦げ(酸化物)もお湯につけておくだけで取れやすくなりますよね。
お野菜を50℃洗いするのも同じなんです。

でも、食器や洋服は劣化することはあっても、食材のように腐ることはないですよね。
食材は濡れたままだと、そこから腐敗菌が増えて腐ります。
50℃で洗ってすぐ調理するならOKですが、やっぱり保存するでしょ。
お風呂上りに身体をふくように、50℃洗いのお野菜の保存も水気を切るというのが衛生的に長く保つ秘訣なのです。
簡単なことのだよね~って思うんだけど
「そこが面倒くさい」とネックになっているということを聞き、いつもやっている50℃洗いの一連の動作と、最初自分はどうだったかな?と思い出す。

葉物野菜を洗った時に、50℃で洗って水をざざっと切りザルにあげる。
他の食材を洗っているうちに、先に洗ったものは自然乾燥(乾燥っていってもカラカラになるわけではなく、雨上がりのお日様がさした時の様な感じね。)されてるから、調理する以外は保存するために、新聞やキッチンペーパー、保存袋などを使い分けて冷蔵庫にしまう。

うーん、私にとっては面倒くさい思いがない(笑)
しいて言うなら洗う量が多すぎてしんどいくらいかなぁ(笑)

要は慣れ!!

でもさ、いくら慣れって言っても面倒くさいものは面倒くさいし、それ以上のメリットがなければ慣れるまで洗おうって思わないもんです!!

じゃ、そのメリットって何?

それは美味しくなること!!
これに尽きるんじゃないかな(^_-)

受講生とも話てたんだけど、やっぱり料理を作るモチベーションってさ、作った相手が「美味しいね」って言ってくれることなんだよ。
「美味しかった」「また作って!」「ごちそうさまでした!」この言葉を聞くだけで」次も頑張れるんです♡

だから50℃洗いが面倒くさいと感じている受講生には、それ以上に洗うと美味しくなるを体感してもらうことが1番なのかな~って感じました。

葉物野菜を中心に、今からが旬な緑黄色野菜、普段使いの玉ねぎやじゃが芋、果物にキノコ、そして鶏肉と乾物を洗います。
キノコも洗うの⁉って驚かれますが、キノコは洗って低温スチーム調理すると旨味がグッと増えてめっちゃ美味しくなるんです!!
洗うだけでは美味しくなるとしても比べる対象がないと分からないので、水洗いと50℃洗いで食べ比べ。
分かりやすいのは果物です!!

バナナと葡萄を食べ比べてもらいました。
どちらも50℃洗いした方が甘味が増します!!
熟されるという表現がぴったりなような気がする果物の50℃洗い。

でもね、でもね、10人が10人とも美味しいと感じるかは別の話よ。
なんでも腐りかけ(完熟)が一番美味しいと言われたりもするけど、私はパイナップルはフレッシュな爽やかな甘味が好きだし、柿も固い方が好き!!
ジュクジュクになってるのは好きじゃありません。
このように人によって、熟した味が好きな人もいれば、フレッシュな味が好きな人もいるし、果物によっても違うって事なのです。
だからその美味しいを1回の講座でわかってもらうのは難しいんだけど、それでもこのバナナの味の違いは分かりやすく万人受けすると思う。
食べ比べをした受講生は「イカリスーパーで個包装された1本300円近くする高級バナナと同じくらい美味しい!!」っておっしゃってました!!

5本200円くらいのバナナですよ!!
それが高級バナナに変身!!
それだけでも50℃洗いしてみたくなったでしょ(*´艸`*)

長くなったので、続きはまた明日。

 

醸せ師hikarin@醸研究所

醸せ師hikarin@醸研究所

発酵を通して人生を彩り豊かに醸すお手伝いをしています。

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